まず各年の解説リンクを紹介し、後半では傾向と対策について簡単に紹介しています。
各年の過去問解説
平成27年_2015
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平成29年_2017
平成30年_2018
令和1年_2019
令和2年_2020
傾向と対策
学校や塾が発表するような「ありきたりな傾向と対策」ではつまらないので、各教科・各単元ごとに私のワンポイントアドバイスを記載しました。
細かい学習方法はまた別のページで解説していますが、こちら↓も合わせて読んでください。
国語
毎年、5つの大問で構成されています。
- 大問1 漢字(10点)
- 大問2 漢字(10点)
- 大問3 小説文(25点)
- 大問4 評論文(20+10点)
- 大問5 説明文等(25点)
漢字
まず、大問1と大問2の漢字では小学校や中学校で習うようなレベルから出題されます。
対策は「学校の漢字ワークを繰り返しやる」が良いです。
漢字学習を効率化させるコツは
なるべく書かないこと
です。
小学校の頃に、漢字を何回も何回もノートに書かされたと思います。
あれを受験勉強でやってはいけません。
受験勉強は時間が限られてますから、そんなダラダラしたことに時間を使うわけにはいかないのです。
小説文
問題は全部で5問。
毎年、1問くらい「ちょっと難しいかな?」と感じる問題があったりします。
が、そういった問題も含め、私の解説している読み方をマスターすれば難なく解けるようになります。
小説文を読む上でとても重要なことを一つだけ書いておきますね。
それは、
感情移入しないこと
です。
よく「登場人物の気持ちになって考えろ」と指導する先生がいますが、私は反対です。
本文を読むときは、淡々と感情表現を探すように努めてください。
問題を解くときは、感情のプラスマイナスや因果関係を解明するように努めてください。
具体的な学習方法は
- 小説文を読むための道具
- 各年の過去問解説動画
などの動画の中で解説しています。
そちらを参考にしてください。
※もちろんこれらは「入試対策の話」で、趣味で小説を読むときはバンバン感情移入して構いません。
評論文
小説と異なり、普段読まないような、接しないような内容の文章が多いです。
日本人の精神性の話だったり、本を読むことについてだったり。
評論文の問題を解く上で重要な要素の一つが、
緩急をつけて読む
です。
「緩急をつけて読む」とは、
時間をかけ丁寧に読む部分もあれば(=緩)、
サッとスピードを意識して読む部分もある(=急)、
ということです。
重要な部分は丁寧に読んで理解して、そうでない部分をサクサク読みすすめることで、本文の理解が上がりますし、試験時間の節約にもなります。
この具体的な方法は、各年の過去問解説の中で実演しているので、そちらを参考にしてください。
数学
5つの大問で構成されています。
- 大問1 小問集合
- 大問2 思考問題
- 大問3 関数問題
- 大問4 平面図形問題
- 大問5 空間図形問題
大問1
あなたの志望校がどこであっても、必ず全問正解しなくてはいけない部分です。
「うっかり計算ミスしちゃった^^;」
「あ、符号ミスしちゃった^^;」
「作図わかんなかった^^;」
etc.
ダメです。
自信を持って満点解答を狙いに行きましょう。
そのために十分に準備をしておきます。
で、準備をするのは当然のこととして、模試や試験本番で行ってほしいことがあります。
それは、
最後の5分を大問1の解き直しに使う
です。
試験時間50分のうち、最後の5分は大問1に戻ってきてください。
そして、
- 符号ミス
- 単純な計算ミス
- 数字の見間違え
などがないか徹底的に確認します。
これは絶対です。
これをやらない人、できない人は合格できませんと言い切ってもいいくらいです。
最後の5分を大問1の解き直しに使う
よく覚えておいてください。
大問2
ここを苦手とする受験生は多いと思います。
ここで、大問2で求められている能力を分解してみましょう。
すると、ざっくり以下のようになります(年によって多少変わります)。
- 問題文を理解する能力
- 規則性を見つける能力
- 数式を立てる能力
- 計算能力
で、こう見たときに
「規則性を見つけるの苦手なんだよね~」
とか、
「数式立てられないんだよね~」
とか感想をもつ子が多いです。
が、私の感覚では、大問2を苦手とする生徒の多くができていないのは、
1.問題文を理解する能力
です。
問題文を”ちゃんと読めていない”から、規則性に気づけないし、数式が立てられていないのです。
ので、大問2で得点できるようになりたければ、まずは問題文を丁寧に読むところから始めるべきです。
丁寧に読むというのは、一文を時間をかけてゆっくり読むことではありません。
一文を短いパーツに区切って、そのパーツごとに本当に理解できているか、少しずつ確認していくことです。
ちょうど国語の問題で、選択肢を区切って読む感覚に似ています。
あれと同じようなことをできると良いです。
大問3
私の講義を聞いているあなたにはぜひ得点源にしてもらいたい問題です。
対策は非常にシンプル。
- パターンを知れ
- 手を動かせ
この2つを徹底すれば得点できるようになります。
大問3は大問2~5の中で、一番パターン性が強いです。
つまり、毎年似たような解き方で対応できます。
そして、図を描いたり計算をガリガリ進めたり、とにかく手を動かすことを意識してください。
そうすれば、ここは十分に全問正解できるようになります。
大問4
大問4で大切なことは2つです。
- わかる条件を全部書き込む
- 証明は最低でも部分点狙い
過去問解説動画を見ていれば、どちらもすでに聞いた話かと思います。
自分で図を描いて、わかっている条件をすべて書き込む。
答えまでの道筋がわかっていようがなかろうが、とにかくまずは条件の整理を行いましょう。
そうしている内に
「あれ、ここって中点連結定理使えるんじゃ…」
とかひらめくようになります。
そして証明問題。
できれば満点を狙いたいところですが、どうしてもわからない!ってことがあるかもしれません。
そんなときのために、最低でも部分点を狙えるような解答を普段から意識しておきましょう。
問題や年、採点する学校によっては、仮定で与えられている条件を書くだけでも3点くらい入ることがあります。
「最低でも部分点狙い」
証明問題を解くときはこれをスローガンにしておきましょう。
大問5
個人的に、一番センスが問われる問題な気がします。
英語
理科
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