模擬試験を受けたら、必ず受けたその日のうちにやってほしいことがあります。
いわゆる復習ってやつです。
ですが、ただ「復習してね」と言われても、
「いやいや、どうするんやって」
と感じるかなと思ったので、その内容を以下にまとめました。
半日ガッツリ頭を使って疲れているとは思いますが、これをやるとやらないとでは、今後の成果にググッと差が付きます。
志望校合格のためだと思って、ぜひ行ってください。
では、各教科ごとに説明していきますね。
【補足】
大前提として「自分の答えを問題用紙に記入してある」必要があります。
記述問題はできる範囲で構いませんが、最低でも選択肢問題は○をつけておくようにしてください。
国語
漢字だけ確認しておいてください。
知らないものがあれば、その場で覚えちゃいましょう。
評論文や小説文は一人で復習するのが難しいので、まぁよほど余力があればって感じです。
正直、上記2つの復習をするくらいなら、英語と数学、あるいは理科と社会を頑張ってもらったほうが良いです。
ただ、小説文や評論文の選択肢のうち、2択で迷ったものがあった場合。
この場合のみ、答えはどれで、どうしてその答えになるのかの根拠を本文中から探すようにしておくと良いです。
今後、同じシチュエーション(2択で迷う)になったときに役立ちます。
数学
まず大問1(計算問題)について。
こちらでは軽微なミスをしていないか、もししていれば、何が原因だったのかを明らかにしておきましょう。
四則計算ミスなのか、移行時の符号ミスなのか…
誰かに指摘されるのではなく、自分で自覚することが重要です。
続いて大問2以降について。
こちらは「手も足も出なかった問題」に対して、どう考えたら良かったのかを確認しておきましょう。
手も足も出なかったということは、その問題のパターンが頭に入っていないということです。
入試問題のパターンは一つでも多く知っておいた方が有利ですから、どう考えればよかったのか、解答解説を熟読してください。
そのときに、ただ解説を眺めるのではなく、裏紙なんかにメモを取りながら考えてみてください。
ここ重要なのでもう一度言っておきます。
ただ答えを眺めるのではなく、自分の手を動かしながら考えてください。
ただし、考える時間は1問あたり15~20分くらいが上限。
これ以上時間を掛けると費用対効果が落ちるので、上記の時間くらい考えてわからなければ私に聞いてください。
英語
5教科の中で一番重要です。
全問題文中(選択肢含む)で、
- 知らない単語
- 読めない文章
以上2点があるかどうかを”丁寧に調べ”、日本語訳を確認しておきましょう。
「知らない単語」については単語ノートに、
「読めない文章」については必要だと思ったらなにかにメモでもしておきましょう。
これさえやってもらえれば、正直選択肢の正誤はあまり重要ではありません。
とにかく、
読めない英文をなくす
ことが肝要です。
理科社会
とりあえず、その日のうちに答え合わせをしましょう。
そして、
- 迷った問題
- 全く歯が立たなかった問題
の2点を答えで確認しておきます。
ノートまとめは当日はやらなくても大丈夫です。
ただし日を空け過ぎると効果が薄まるので、テスト後2~3日以内には行ってください。
優先順位
以上5教科について書きましたが、その日のコンディションによっては、全てをこなせないことがあるかもしれません。
そうした場合は、
英語>理科・社会>数学>国語
の優先順位で取り組んでもらえればと思います。
以上、模試の復習についてのお話でした。
何か疑問点があれば質問してください^^